Petit Vintage

悪意の暴走。

凶悪で痛ましい事件が起きた。相模原市の障害者施設での殺傷事件。19人という戦後最悪の犠牲者の全員が施設利用者である障害者であったことに加え、犯人が障害者に人一倍理解があるはずの元従業員だったことに衝撃を受けた。利己的な動機でかつ弱者を狙った犯行は許されることではない。

その言動の異様さから施設を解雇同然に退職してから練られた計画的犯行のようで、被害者のは顔や首を狙われていたという。その憎悪さえ感じる犯行の手口に寒気がする。報道によれば大学時代に大麻などの薬物や違法ドラックに手を染めてから言動ががらっと変わった話も出ている。施設を退職してから措置入院を経て、経過観察中の犯行。市と病院、警察の連携がもう少しとれていればと悔やまれる。もちろん行政の連携をもって改善すべきところはしてほしいけれど、こんなに悪意をもったある意味テロみたいな行為、止めること自体難しいような気がする。悪意の暴走を止める手立てがあるんだろうか。犯人の猟奇的な発想に至った経緯の解明が待たれる。

犠牲者のご冥福とケガをされた方の回復を祈ります。

ロシアのドーピング問題。

ここにきて公に騒がれ始めたロシアのドーピング問題に一つの決着がついた。スポーツ仲裁裁判所がロシア陸上選手に対し、IOCからすでに出されている出場禁止の決定を認めたため。これで他の協議についてもロシアの選手は出場できない可能性が高まっている。

もちろん、IOCにとっても大きな決断であっただろうけど、公正公平であるべきスポーツの祭典において正当な判断だと思う。テニスのシャラポワですら誤って処方された薬があるくらい、ドーピングの対象になる薬はイタチごっこに増えている今、選手は細心の注意をはらって生活しているんだろうから、まっとうに守っている選手がバカをみるような大会になっちゃいけないのは当たり前だ。

とはいえ、じゃあロシアの選手はどうしたらよかったんだろう。今回の不正が明らかになったのは、その不正に大きくかかわった人物がアメリカに逃亡してから暴露したから。国内にいたら異論は許されないんだろうし、告発なんてしたら命の危険すらある。それは選手だって同じだろうし。国の根本が変わらない限り解決しないこの問題の闇は深い。

ドーピングをしていないことが証明された選手は大会に参加させては、という意見も出ているようだし、今後どうなるか注目だけれど、ロシアが全ての協議で出場しないとなれば、大会自体のレベルが下がるのは必至だろうな。他の選手にとっても、メダルをとってもケチがつくような大会になるのは残念だ。

ひと口3万円。

高級ブドウの『ルビーロマン』が今年初めて出荷された。その競り落とされたお値段なんと110万円也!30粒くらいだそうだから、ひと粒約3万7000円!!

去年より10万円高値で過去最高だそうだけど、初競りだし、マグロと同じである意味縁起モノなのかもね。ネット通販でも手に入るようだけど、やはりなかなかいいお値段で。そんな中今回競り落としたスーパーでは今後試食の予定もあるとか。食べたーい。

この『ルビーロマン』、石川県が品種改良し続けて生まれた品種だそうで、厳しい基準があるらしい。糖度はもちろん、ひと粒の大きさも3cm以上だとか。確かに3cm以上のブドウの房なんて見たことないかも。赤い大粒がごろごろそろったその姿はまさに“赤い宝石”。甘さもさることながら、その大きさだとさぞかし食べごたえがあるだろうな。

新幹線も開通して、勢いのある石川県。見どころもいっぱいだし、美味しいものもいっぱいだし、これからさらに活気づくかもね。

高知タイホ。

清原、歌のお兄さんに続き、またまたクスリで逮捕者が。今度は高知東生!奥さんの父親の介護をするために俳優引退、なんて言ってたのに。女とホテルでの逮捕劇なんて最悪。不倫だけでもアウトだろうに、プラスαなんて論外だ。しかもクスリ。

覚せい剤と大麻所持、そして女と一緒。これだけでもう常習していただろうことがうかがえる今回の逮捕。いつからやってたのかはこれからの取り調べだろうけど、奥さんは全く知らなかったらしい。ほんとかな。もしそうならあんまり一緒に過ごす時間がなかったんだろうか。クスリ入ってて介護なんかできるんだろうかね。

去年引退発表したときは、今時こんなデキた旦那さんいるんだなー、なんて感心してたけど、今回の件でがっかりだ。あんなに綺麗な奥さんの何が不満なんだか。奥さんの仕事に影響でなきゃいいけど、次の仕事は刑事役だそう。なんて最悪なタイミング…。おそらくは離婚になるんだろうけど、これから父親の介護はどうするんだろう。仕事に介護に自分の心のケアに…これから大変だな。

行方不明男児発見。

本当に無事でよかった。速報を見てホッとした。山中置き去りの男の子が無事に発見、保護されたニュース。置き去りにされた場所から10km離れた自衛隊の演習場にいたとか。6日間よく頑張った。1人で寝ることさえ寂しがってもおかしくない年齢。真っ暗な森の中、よく耐え忍んだと思う。

とはいえ、ここまで連日マスコミに取り上げられることにすごい違和感。本当によく生きて帰ってきてくれたね、という思いは私も一緒だけれど、こぞって「よくやった!」と持ち上げるべきことではない気がする。挙げ句男の子がどのようにサバイバルしたかを検証までする始末。父親のいきすぎたしつけも話題になったけれど、そこまでのしつけをされた行動をしたのは他でもないこの男児。子どもだからやんちゃを咎める必要はなくても、その結果もたらされた結末について持ち上げる必要もないのでは。大勢の大人が捜索に関わって、そして税金が投入されている。もちろん人命には代えられないけれども、ヒーロー扱いするのは違うんじゃないかと。

これからの男の子の人生を考えたって、あとはそっとしてあげたほうがいい気もするし。ひと周りもふた周りも大きくなって帰ってきたであろう男の子。物怖じせずに物事に対処できる資質を生かして、大物になってほしい。

『しつけ』か『虐待』か。

北海道で7歳の男の子が置き去りにされてから5日経った。地元の警察や消防に自衛隊を加えてなお手がかりすら見つかっていない。初夏とはいえど北国。朝晩は冷えること必至だし、激しい雨で捜索が中止になった日もある。男の子の無事が本当に心配される。

今回の件で父親の置き去り行為が議論を呼んでいる。“言うことをきかなかったから、懲らしめるつもりで森に置いてきた”この行為自体『しつけ』といえるのか甚だ疑問ではあるが、子どもが言うことを聞かない時期は多分にある。叱っても通じない時にどうするか、日々の生活の中で親に余裕がなかったら…叱るのではなくて感情的な言動をしてしまうことは、誰にでも起こりうる可能性はある。

この父親は普段子どもを可愛がっていたそうだが、今回の件ではそこに愛情を感じない。“感情的になってしまってたまたま…”な印象を受けない。たった5分とはいえ森の中に一人置いて立ち去る行為、大人だって恐ろしい気持ちになる。スーパーで叱った子どもを置いてくるふりして陰から見守るのとわけが違う。そして何より、その後いなくなってからの父親の重ねに重ねた嘘。置き去りにした事実を捻じ曲げ、男児の服装すら二転三転。何が何でも1秒でも早く息子を見つけてほしい思い<自己保身に感じてしまう。

それでも愛情を込めて育てた我が子だ。当然身を切られる思いでいるであろう父親への議論は後でいい。とにかく男の子の無事を祈るばかりだ。

『世界の車窓から』が10000回!

テレ朝の『世界の車窓から』が2日に10000回を達成した。29年もの間一度もナレーションの交代もなかったそう。すごいの一言。回数的には『徹子の部屋』に次ぐ長寿番組なんだとか。そうなると黒柳徹子のすごさがまた際立つな…。

10000回目の放送はインドを旅する回だったそうだけど、特に特集をすることもなく、“10000回デス!”を売りにすることもなく、“vol.10000”の文字とともに淡々と過ぎたとか。それがなんかまたいい。これは通過点で今後も長く続いていくんだ、って感じがいい。

世界中の鉄道からの街並みや風土を5分間にギュッと凝縮させたような番組。線路は続くよ、じゃないけれど、確かに鉄道は世界中にどこまででも続いているし、季節が変われば景色も変わる。もっと言えば乗車している人たちも一期一会。これからも淡々と続けて欲しいな。

時にはホロリとするような人間模様もあったりしてなんとなく見てしまう番組だったけど、そういや最近見てないや。記念すべき10000回は見なきゃ!って思ってたら、いつの間にかウチの地域は放送してなかった…。そりゃ見てないはずだよ。ガーーン。

熊本の公立学校再開

地震による影響で休校が続いていた熊本県の公立学校が11日に全て再開された。再開まで1ヵ月近くかかったが、未だ危険な通学路を伴う場所はスクールバスを運行したり、橋が崩落した南阿蘇村では通学できない子供たちが学校近くに寄宿したりしながらの再開になるそう。何にせよ、子供たちの居場所が増えることはいいこと。子供たちの笑顔が大人たちにとっても救いになることだろう。こういう当たり前の日常を一つひとつ積み重ねることが復興への長い道のりの一歩なんだと思う。

けれどもちろん避難所がなくなったわけじゃなく、体育館やグラウンドは利用されたまま。避難所暮らしの市民が疲弊しているのは言うまでもないけれど、子供たちの学校生活が制限されるのもまた事実。3.11で被害を受けた東北の沿岸部では、未だグラウンドが仮設住宅になっている学校が多く、子供たちは運動不足による肥満傾向と運動機能の低下がみられるという。今後仮設住宅の土地が確保しきれないとなれば、今回も校庭に建設することになるんだろうか。いずれにせよ、もう1ヵ月。避難も限界なはず。迅速な仮設住宅建設が望まれる。

熊本の避難所で食中毒

避難が続く熊本県の小学校で、集団食中毒が発生した。34人に症状が出て半数は入院にまで至ったそう。幸い重症化はしなかったそうだけれど、子どもも含まれているからさぞ大変だったろう。

どうしても避難所は衛生面での徹底が難しい。入浴はもちろん、手洗いうがいも満足にできない状況下だし、睡眠も十分にとりにくい環境下で抵抗力も弱りがちになる。提供された食事の、「後で食べよう」や、その場にいない家族のために「とっておこう」もついやってしまいがち。そして熊本はここのところ暑かった。昼食のおにぎりの管理に問題があった可能性があるようだけど、これからさらに気温が上がり梅雨に入ればさらに注意が必要になる。

避難所での生活はただでさえ心身ともに疲弊する。自分で自分の身を守らなけらばならない状況下で、こうした不安が今後の炊き出しやボランティアからの食事支援など、善意に対しての不信感につながってしまうのは何とも悲しい。そうならないためにもより一層の管理の徹底が望まれる。

おかえりくまモン

熊本地震で活動自粛していたくまモンが、5月5日に活動再開した。保育園や避難所など4ヶ所をまわり、子どもたちは大喜びだったそう。被災者に配慮して自粛していたくまモンに、活動を望む声も多かったとか。「こどもの日」に合わせての復活、子どもたちにとっては何よりのプレゼントになったはず。もともと予定されていたスケジュールはすべて中止になったままだけれど、当分は被災地を中心に活動を続けるよう。

ゆるキャラ流行の第一線で活躍してきたくまモン、実は熊本県の営業部長兼しあわせ部長として“公務員”でもあったりする。今回の地震で安否が心配されたけれども、とっても元気そうでよかった。あの赤いほっぺを見るだけでこっちもなんだかほころんじゃう。ゆるキャラにしては動きが機敏なもんだから、見た目のユルさとのギャップがたまらない。

被災地支援の一環で、「FOR KUMAMOTO PROJECT」のくまモンのロゴも登場したそう。これからもますます熊本の人たちのハッピーに一役も二役も買うに違いないね。頑張れくまモン!